え?どういうこと?と思われた皆さん、このコラムにようこそ!
ここからは、家具のプロカグプロ査定士がソファを買い取る時どこを見るのかをずばり公開します。
ぜひ最後までお読みになって参考にしてくださいね。
先に答えを言います。
「どこに置いてあるかをみます」
何故でしょうか?それに答えるためにもっと具体的なポイントを3つお教しえします。
①湿気
②日照
③使用者の推定体重
だいぶご理解頂けたと思います。
それぞれを細かく。
まず、①の湿気。
これは、ソファにとってとても大事なポイントです。なぜなら湿気の多ければソファの劣化は早いからです。高湿地な地域に家やマンションが建っているならその時点でマイナスポイントです。外観ではわからなくても、ソファはカビてます。そしてシミがあります。湿度のない所に置いててもそうです。なぜなら人が座っているからです。汗をかいてます。それを吸っています。
次に、②の日照。
これは、日当たりです。日光が入る部屋は明るく暖かく最高の環境です。しかし、昼間その光が直接ソファに当たっているのであれば劣化が早まります。ファブリックもレザーも変色したり、硬化して肌触りが悪化したり、表面が剥がれてきたりします。日光が当たってない部位と当たっている部位で色が変わっていたら最悪です。残念ながら大きなマイナスポイントになります。しかも意外とお客様は気づいていなかったりします。
最後に③の体重。
当然、大相撲の力士とスレンダーなモデルさんとではソファの劣化速度は全くの別次元です。座面のヘタレ具合は座り心地に直結しますので、ここは見逃せません。当然、全ての座面に実際に座って確かめさせて頂きます。ここで使用者のクセがでることがあります。左ばかりに座る人、右ばかり、真ん中が好きな人、様々ですが、偏りすぎるとその部位だけ他と比較して特にヘタってしまいます。その差が大きければマイナスポイントになります。
ここまで、3つのポイントについてサクッとお伝えしてきましたが、皆さん、ソファを快適に長持ちさせる秘訣がおわかり頂けたのではないでしょうか?
そうです!
逆をいけばいいのです!!!!
①定期的に座面や背もたれのパーツを外す。天日干しして乾燥させる。
②日中は遮光カーテンを閉じて陽の光が直接当たらないように工夫する。
③座らない(笑。嘘です)一箇所に固まらずまんべんなく座るように心がける。
(デザイン上問題なければ、座面を左右前後表裏と時々反転して座るとヘタレが軽減されて良いです)
以上、ソファを査定する時はソファを見ないを終わります。
読まれた感想はいかがでしたか?
ソファは、家具の中でも高額で体に最も触れるものです。
悩んで大金を払って購入された大事なソファ。長くご愛用してください。
そして、買い替えの時は当社カグプロをお呼びください。
ご一読ありがとうございました!!!