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家の中に眠る「隠れた資産」|高級家具の資産価値を知らないと損をする理由

  • 執筆者の写真: Norifumi Hanada
    Norifumi Hanada
  • 9 分前
  • 読了時間: 13分
不動産、金融資産、自動車そして家具が資産です
家具も資産です

「うちの家具、もう古いから価値なんてないでしょう」——そう思っている方は少なくありません。引越しやリフォームのタイミングで、長年愛用してきた家具を粗大ゴミとして処分してしまうケースは実際に多く見られます。


しかし、その家具がカッシーナやB&B Italia、アルフレックスといった高級ブランドのものであれば、話はまったく変わってきます。状態が良ければ購入価格の20〜40%程度で買取されるケースも珍しくないのです。つまり、新品価格100万円のソファであれば、20万〜40万円の「資産」が今もリビングに置かれていることになります。


この記事では、家の中に眠る高級家具の資産価値について深く掘り下げ、なぜその価値が見落とされやすいのか、どんな場面で把握しておくべきなのかを詳しく解説します。ぜひ最後までご覧ください。


本記事のポイント


  • 高級家具にはリセールバリューがある:ブランド家具は中古市場でも高い需要を維持

  • 知らずに処分すると数十万円の損失に:粗大ゴミとして出される高級家具の実態

  • 資産価値が高いブランドと相場感:カッシーナ、B&B Italiaなどの買取事例

  • 価値を把握すべき5つの場面:引越し・相続・終活など人生の節目に備える

  • 今日からできる価値の守り方:書類保管・メンテナンス・専門査定のすすめ


あなたの家具、実は「資産」かもしれません


高級家具のリセールバリューという考え方


「リセールバリュー」という言葉は、不動産や自動車の世界ではよく使われています。購入した商品を将来手放すときに、いくらで売却できるかという指標です。実はこの考え方は、高級家具にもそのまま当てはまります。


ロレックスやエルメスのバッグが中古市場でも高値を維持するように、カッシーナのソファやB&B Italiaのダイニングテーブルも、中古市場で安定した需要があります。高級家具の世界市場は安定成長を続けており、日本の高級家具市場はおよそ3,500億円規模とも言われています。コロナ禍以降、「居住空間にこだわる」消費行動が定着したことで、高価格帯の家具は再評価が進み、百貨店やハイエンド専門店での平均単価は前年比10%近い上昇を示したというデータもあるほどです。


こうした市場環境を背景に、高級ブランド家具の中古需要はますます高まっています。「新品では手が出せないけれど、状態の良い中古なら購入したい」と考える層は確実に存在し、それが高級家具のリセールバリューを支えているのです。


粗大ゴミに出される数十万円の家具たち


一方で、その資産価値に気づかないまま処分されてしまう高級家具も少なくありません。

引越しや遺品整理の場面では、「大きくて運べない」「古くなったから」という理由で、ブランド家具が粗大ゴミとして出されるケースが後を絶ちません。自治体の粗大ゴミ回収であれば、数百円〜2,000円程度の処分費で引き取ってもらえます。しかし、その家具がカッシーナのマラルンガであれば、状態次第で10万円以上の買取価格がつく可能性がありました。

不用品回収業者に依頼すれば5,000円以上の費用がかかることもあります。本来であれば「お金を受け取れる」はずの家具に、逆に「お金を払って処分している」——これほどもったいない話はないでしょう。


こうした事態を避けるためにも、家の中にある家具の資産価値を知っておくことは非常に重要です。


なぜ家具の資産価値は見落とされるのか



古い家具でも価値がある
資産価値のある家具を見落とさない

「古くなった家具=価値がない」という誤解


多くの方が、「家具は使えば使うほど価値が下がる消耗品」と認識しています。確かに量産型の家具はその通りかもしれません。ニトリやIKEAの家具を10年使えば、中古市場での価値はほぼゼロに近づくでしょう。


ところが、高級ブランド家具の世界ではまったく事情が異なります。カッシーナのLC2やLC4といった名作家具は、ル・コルビュジエがデザインした半世紀以上前の作品です。それでもなお現行品として販売され続けており、中古市場でも高い人気を誇っています。デザインが時代を超越しているブランド家具は、年月が経っても価値が大きく下がらないという特性があるのです。


むしろヴィンテージ品として希少価値が加わり、購入時よりも高値で取引されるケースすら存在します。「古い=価値がない」という固定観念は、高級家具に関しては当てはまりません。


不動産や宝飾品と違い、家具には「鑑定」の文化がない


不動産であれば固定資産税の通知が届き、否応なくその価値を把握できます。宝石や貴金属であれば、「鑑定してもらう」という発想も一般的でしょう。しかし、家具についてはどうでしょうか。


購入時に「これは将来いくらで売れる」と考える方はほとんどいません。買ったときの金額は覚えていても、現在の中古市場での価値を調べたことがある方は極めてまれです。そもそも「家具を鑑定してもらう」という文化自体が、日本にはまだ根付いていないのが現状でしょう。


この「鑑定の空白」が、高級家具の資産価値を見落とす最大の原因です。不動産や金融資産と同じように、家具の価値も「知ろうとしなければ分からない」ものなのです。


一般的なリサイクルショップでは正当な評価が難しい


仮に「この家具、売れるかもしれない」と思い立ったとしても、次に直面するのが「どこに査定を依頼すれば良いのか」という問題です。


最寄りのリサイクルショップに持ち込んでも、高級ブランド家具の価値を正確に評価できるスタッフがいるとは限りません。カッシーナひとつとっても、膨大な数のシリーズやモデルが存在し、素材やカスタムの違いで価値は大きく変動します。専門知識がなければ、本来の価値より大幅に安い金額で買い叩かれてしまうリスクがあるのです。

実際に、高級家具の買取に精通した専門業者の査定では数十万円の値がつく家具が、一般的なリサイクルショップでは数千円と評価されるケースもあります。家具の資産価値を正しく引き出すには、ブランド家具に特化した専門業者の目が不可欠といえるでしょう。


資産価値の高いブランド家具とその相場感


イタリア高級家具(カッシーナ・B&B Italia・ポルトローナフラウ)

高級家具の中でも、とりわけリセールバリューが高いのがイタリアンブランドです。


カッシーナ(Cassina) は、ル・コルビュジエやマリオ・ベリーニといった巨匠のデザインを正規に復刻する唯一のブランドとして、圧倒的なブランド価値を誇ります。代表的なLC2ソファやマラルンガ、CABチェアなどは中古市場でも常に高い需要があり、状態の良いものであれば購入価格の20〜40%程度での買取が期待できます。カッシーナの正規品には、デザイナーのサインや製造ナンバー入りのIDカードが付属しており、これがリセールバリューを大きく左右する重要な要素となっています。


B&B Italia(ビーアンドビーイタリア) は、1966年の創業以来、アントニオ・チッテリオや深澤直人といった著名デザイナーとのコラボレーションで知られています。中古市場での買取相場は1万円〜25万円前後と幅がありますが、人気シリーズのCharlesソファやHarryソファであれば、上限に近い金額での取引も見込めるでしょう。


ポルトローナフラウ(Poltrona Frau) は、最高級のレザーを使用したイタリア家具の名門です。革の経年変化がむしろ味わいとなり、ヴィンテージ品としての魅力が増すという特性があります。


ヨーロッパ・日本の高級家具ブランド


イタリアンブランド以外にも、資産価値の高い家具ブランドは数多く存在します。

リーンロゼ(Ligne Roset) のトーゴソファは、唯一無二のデザインで中古市場でも根強い人気を持つ名作です。ロルフベンツ(Rolf Benz) はドイツの最高級ソファブランドとして、品質と耐久性の高さから安定したリセールバリューを維持しています。

日本のブランドでは、アルフレックス(arflex) が特に注目に値します。イタリアで生まれ、日本で独自の進化を遂げたアルフレックスは、国内の高級マンションや邸宅で広く採用されており、中古市場での認知度・需要ともに高い水準にあります。マスターウォール(MASTERWAL) も、ウォールナット材を活かした美しいデザインで人気が高く、比較的新しいブランドでありながら安定した中古市場が形成されています。


資産価値が維持されやすい家具の特徴


では、どのような家具が特にリセールバリューを維持しやすいのでしょうか。いくつかの共通点があります。


まず、タイムレスなデザインであること。流行に左右されないクラシックなデザインの家具は、時代が変わっても多くの人に求められ続けます。カッシーナのLC2やB&B ItaliaのUPシリーズのように、何十年にもわたって生産・販売されている家具は、その普遍性が高いリセールバリューの源泉となっています。


次に、素材と製造品質です。上質な天然素材(本革、無垢材、ステンレスなど)で作られ、熟練の職人技が注がれた家具は、経年劣化が緩やかで、むしろ使い込むことで味わいが増す特性があります。


さらに、ブランドの知名度と正規品であることも大きな要素です。高級家具にはリプロダクト品(ジェネリック品)も多く出回っていますが、正規品とリプロダクト品では中古市場での評価が天と地ほど異なります。正規品の証であるロゴ、シリアルナンバー、保証書の有無が、資産価値を大きく左右するのです。


家具の資産価値を把握しておくべき5つの場面


家具の資産価値を「知っている」のと「知らない」のとでは、人生の重要な場面で選択肢の幅がまったく変わります。以下に、特に価値の把握が重要となる5つの場面を紹介します。


引越し・住み替え


子どもの独立や定年後のライフスタイルの変化に伴い、住み替えを検討する方は多いでしょう。その際、「この家具は新居に持っていけるか」「持っていけない場合はどうするか」という判断が必要になります。

家具の資産価値を事前に把握しておけば、引越し費用の一部を家具の売却益で賄うことも可能です。たとえば、カッシーナの3人掛けソファとB&B Italiaのダイニングセット、アルフレックスのテレビボードを売却すれば、合計で30万〜50万円以上の資金になる可能性もあります。逆に、価値を知らなければ、引越し業者に処分を依頼して費用を支払うことになりかねません。


リフォーム・模様替え


リフォームや大規模な模様替えを行う際にも、現在の家具の価値を知っておくことは有益です。新しいインテリアに合わせて家具を入れ替えたい場合、既存の高級家具を適正価格で売却できれば、新しい家具の購入資金に充てることができます。

「古い家具を処分して新しい家具を買う」のではなく、「古い家具を売却して新しい家具に投資する」という発想の転換が、暮らしの質を大きく変えてくれるでしょう。


生前整理に家具査定
生前整理を円滑にするために家具の資産価値を把握しましょう

相続・遺品整理・生前整理


家具の資産価値が最も見落とされやすいのが、相続や遺品整理の場面です。

故人が愛用していた家具がブランド品であっても、遺族がその価値を知らなければ、不用品として処分されてしまいます。売れることを知らずに手数料を払って引き取ってもらっているケースも珍しくありません。


さらに注意が必要なのが、相続税の申告における家財道具の評価です。1つあたりの価値が5万円を超える家具は、個別に評価して相続財産に組み込む必要があります。高級ブランド家具は中古市場で数万円〜数十万円の価値を持つことも多く、「家財一式」としてまとめて申告すると、後から税務署に指摘を受ける可能性も否定できません。

また、相続放棄を検討している場合は、家具の処分が「単純承認」とみなされるリスクもあります。市場価値のある家具を安易に処分してしまうと、相続放棄ができなくなる恐れがあるのです。こうした法的リスクを避けるためにも、家具の資産価値を正確に把握しておくことが重要になります。


生前整理・終活


近年、「終活」や「生前整理」に取り組む方が増えています。自分の持ち物を整理し、家族に負担をかけないようにしたいという思いからでしょう。

生前整理の一環として、家具の資産価値を把握しておくことには大きな意味があります。家具のリスト(ブランド名・購入時期・購入価格・現在の状態)を作成し、家族に共有しておけば、万が一の際に家族が適切な判断をしやすくなります。


「この家具は高級ブランドだから、処分する前に専門業者に査定を依頼してほしい」という一言が記されているだけで、数十万円の損失を防げる可能性があるのです。


家計の資産棚卸


家計の資産といえば、預貯金、不動産、有価証券を思い浮かべる方がほとんどでしょう。しかし、自宅にある高級家具も立派な「動産」であり、換金可能な資産です。

一度、自宅の家具をブランド別・購入金額別にリストアップしてみてはいかがでしょうか。カッシーナのソファ1台、B&B Italiaのテーブル1台、アルフレックスのキャビネット1台——これだけでも、合計で数十万円の「隠れた資産」が浮かび上がることは十分にあり得ます。

家の中にある資産を正しく把握することは、将来の選択肢を広げる第一歩です。


家具の資産価値を守るために今日からできること


家具に資産価値があることが分かったところで、次はその価値をできるだけ維持し、いざという時に最大限の評価を受けるためのポイントを紹介します。


購入時の書類を保管する


高級家具の買取査定において、保証書、購入時のレシート(納品書)、取扱説明書の有無は査定額に直結します。特にカッシーナなどのブランドでは、正規品であることを証明するIDカードやシリアルナンバーが重要視されます。

リプロダクト品と正規品では、中古市場での評価が何倍も異なるため、正規品の証拠となる書類は必ず保管しておきましょう。ファイルを1つ用意し、家具ごとに書類をまとめておくだけで十分です。


定期的なメンテナンスを行う


家具の資産価値を維持するうえで、日常的なメンテナンスは欠かせません。

レザーソファであれば、定期的な保湿クリームの塗布が革の劣化を防ぎます。木製家具は直射日光を避け、適度な湿度を保つことで反りやひび割れを予防できます。ファブリック製品は、こまめな掃除でホコリやダニの蓄積を防ぎましょう。

「見た目の印象」は査定額に大きく影響します。表面の汚れやホコリを丁寧に除去するだけでも、買取時の評価は変わってきます。高級家具は正しくケアすれば10年、20年と使い続けられる耐久性を持っていますから、日々の手入れがそのまま資産価値の維持につながるのです。


専門業者に査定を依頼しておく


「今すぐ売るつもりはないけれど、価値だけは知っておきたい」——そんな方にこそおすすめしたいのが、専門業者への無料査定です。

高級家具に特化した買取専門業者であれば、ブランドやシリーズ、素材、状態を総合的に判断し、正確な市場価値を提示してくれます。実際に売却するかどうかは査定結果を見てから判断すれば良いので、リスクは一切ありません。

査定額を知っておくだけで、「この家具にはこれだけの価値がある」という安心感が生まれます。将来の引越しや住み替えの計画にも、具体的な数字として組み込むことができるでしょう。


まとめ|家具の価値を知ることは、暮らしの選択肢を広げること


家の中にある高級家具は、日々の暮らしを豊かにしてくれる存在であると同時に、換金可能な「資産」でもあります。


不動産や金融資産のように日常的にその価値を意識することは少ないかもしれません。しかし、引越し、リフォーム、相続、終活——人生の節目で「知っていた」か「知らなかった」かの差は、時に数十万円単位の損得となって現れます。

まずは自宅にある家具を見渡してみてください。ブランドのロゴ、デザイナーの名前、購入時の記憶——少しでも心当たりがあれば、その家具には思っている以上の価値が眠っている可能性があります。

この記事が、家具という「隠れた資産」に目を向けるきっかけとなれば幸いです。


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